• みんなが作り手 みんなが主役

アートフルゆめまつりのなりたち

「アートフルゆめまつり」は、1993年に旧大宮市の桜木公民館主催で地元桜木中学校吹奏楽部がはじめた「せせらぎコンサート」に源流があります。
同活動は2004年に100回を迎えたのを機に、市民団体と行政の共同主催となりました。現在も毎年4回定期的に開催しています。基本コンセプトは「市民が支え、育てる野外コンサート」で、演奏者と聴衆が市民の立場で一体となって企画段階から参加し楽しめるコンサートづくりを目指しています。

  

「アートフルゆめまつり」は、そのコンセプトを追求することから生まれた新しいイベントです。大宮駅東口周辺のまちなか各所を会場として、音楽を中心とするアートで人とまちをつなぐイベントであります。
2008年3月29日、記念すべき第1回「アートフルゆめまつり」を、大宮駅周辺のまちなか13会場で開催しました。
開催実現までのプロセスの特徴は、現在のアートフルゆめまつりの特徴でもありますが、参加者全員をメンバーとする実行委員会を組織し、借用会場の手配、協賛金募集、チラシやポスターの制作や配布などの広報、イベント開催への協力を呼びかけながらまちじゅうを挨拶してまわる「行脚」など、あらゆる準備作業を「市民手づくり」で進めたことにあります。また、イベント当日の運営もほとんど業者への外注はせず、出演者自らが運営も担うことで、名実ともにみんながつくり手、みんなが主役のおまつりを実現してきました。この開催方法は、「アートフルゆめまつり」の基本的考え方を支えるものとして継承してきています。

  

その後の開催経緯は以下の通りです。
第2回:2009年3月29日
第3回:2010年3月28日
第4回:2011年10月30日
(当初2011年3月27日開催予定のところ、直前の東日本大震災を受けて延期開催)
第5回:2012年4月22日
第6回:2013年4月21日
第7回:2014年4月20日
第8回:2015年4月26日
第9回:2016年5月8日

毎回少しずつまちに浸透し、参加団体はおよそ150団体を数えるようになりました。第2回からは大規模な交通規制によるパレードや、歩行者天国を利用したアートワークショップも実施するなど大宮の春の風物詩として定着しています。

大宮駅周辺は、さいたま市の商業業務の中心地であるものの、まちの魅力や活力が低下傾向にありました。「アートフルゆめまつり」の開催は、若者をはじめとする多くの市民がまちにかかわるきっかけとなり、新しいまちづくりへの希望をひらくことも意図しています。

音とアートで つながる 希望(ゆめ)のまち 「おおみや」

創造性あふれる豊かな音楽やアートで、潤いと豊かな文化あふれるまちづくりを進めるため に。さいたま市大宮の地において行われている市民主体の新しい祭りが「アートフルゆめまつり」です。

「アートフルゆめまつり」の基本的考え方は、みんながつくり手、みんなが主役のイベントであるということ。準備から実施までひとりでも多くの市民に加わってもらうこと、まちとの交流が図られることも目指しています。
そのため、ある程度の規模の類似イベントが、業者への業務委託などで省力化するところをあえて求めていません。何ごとも集まって話し合いで決める、徹底した「参加型手法」をとっています。そのことで膨大な手間が生じることになるのですが、そのプロセスによってこそ、アートを媒介に人とまちを繋げることができると考えているのです。

「アートフルゆめまつり」を核としながら、コンセプトを共有し、まちの活性化や人の交流を目指す他の主催団体との連携やコラボレーションを進め、大宮のまちをより盛り上げるイベントに育てていきたいと考えています。「アートフルゆめまつり」の認知度が高まるにつれ、他団体や商店街などから、「アートフルゆめまつり」の開催に合わせて、連携・関連のイベントを実施する動きが出ています。

「アートフルゆめまつり」は、小さな子どもからお年寄りまで、まちのいたる所で新しい文化を 創り出し、演奏し、踊り、見て、聞いて、触れて楽しむ祭りです。大宮の地に暮らし、そこに集う多くの人々が作り手となり、それぞれが「希望(ゆめ)」を表現する中で、「新しいまちづくり」を進めています。
市民が主体となって企画し、まちづくりや音楽・アート活動をする個人・団体と共に、地元の 事業者、商店、企業、行政、福祉団体等との連携、協働を通して新たなまちを共に作り上げてゆくことを目指します。大宮駅東口市街を中心に、駅を介して西口方面までをつないだエリアを彩るこのまつりによって、大宮の新しい顔が生まれ、まちを回遊する人々は新たな交流を生み、中心市街に新しいにぎわいを創出しているのです。

さらに、大宮のひとびとの「一体感」を表現する歩行者天国・駅前パレードと、「つながり」を広げ、深める関連・協働活動に力をいれ、「ゆめまつり活動」がおおみやのあたらしい「顔」を形づくり、「みんながつくり手 みんなが主役」のあたらしい地域の「つながり」の発祥地となるべく、活動を深めていきます。そして「ゆめまつり活動」を通じ、地域内外のひとびとに、「おおみや」の新しい活力・あたたかい「雰囲気」を発信し、その魅力をつたえていきます。